下階から騒音の苦情が来たので、騒音計(WS1361)を購入 評価 評判 実践 レビューしてみた
下階から騒音の苦情が来たので、
騒音計を購入しました。
購入したのは、
Wensn製 「digital Sound level meter WS-1361」
です。
メーカーHP
http://www.wensn.com/html_products/digital-Sound-level-meter-WS1361-17.html
騒音計(WS-1361)を箱から開けてみた
化粧箱の写真
サイズは約292mm(W) x 142mm(D) x 65mm(H)
中身
- 騒音計本体
- USBケーブル(Type A – mini B、約1.5m)
- 取扱説明書(英語)
- ドライバCD(8cmディスク)
右側面に入出力端子類
- AC output
※ACアダプタを購入して差し込んでみましたが動作しませんでした。
- DC output
- micro SDカードスロット
- 本体のみで使用する場合のデータログ用です
- 取説には『mini SD』と書かれていますが、『micro SD』が正しいようです
- SDカードは同梱されていませんでした
※SDカードを挿入したところ、中でカラカラと音が・・・。
どうやら、SDカードは使えないみたいです。
- USB mini Bコネクタ
- PCと接続します
- 電源もここから取れます
- PCにリアルタイムでデータを送ってPCに記録できます
本体の裏に電池を入れる部分がありますが、
とりあえず単3形のエネループは入りませんでした。
裏面真ん中のネジ穴は、
カメラの三脚に取り付けるためのネジ穴(U1/4)です。
電池を入れなくても、USBで繋げば使えます。
ドライバ・ソフトのインストール
ソフトのインストールを試みます。
CDの中の
<\SoundLink(US.UK.Japan.etc.)\SoundLink for 64bits>
に入っている、
「SoundLink.exe」がインストーラーっぽいので
ダブルクリックしてみると・・・
別のサイトにディスクの中身を
ハードディスクにコピーしてから
インストールが可能だと書かれていたので、
デスクトップにコピーしました。
1. CDの中身をデスクトップにコピーします。
2. 騒音計本体とPCをUSBケーブルでつなぎます。
3. デスクトップにコピーしたファイル「C:\Users\xxx\Desktop\SoundLink(US.UK.Japan.etc.)\SoundLink for 64bits\usbdrive\usbasp.inf」
を右クリックして「インストール」をクリックします。
4. ドライバのある場所を選択して、インストール・・・
・・・インストール出来ない・・・
調べてみると、Windows 10は、
標準状態だとインストールするドライバ本体の
デジタル署名だけではなくINFファイルにも
署名が要求されるようになったそうです。
よくわからないけど、
署名のないドライバは簡単には入れられない・・・。
では、どうするのか・・・
Windowsのテストモードに移行して、
「ドライバー署名の強制」を無効にすると、
インストールできるようです。
5.「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」を右クリックし、「その他」→「管理者として実行」をクリックします。
6.「管理者:コマンドプロンプト」が起動したら、
「bcdedit /set TESTSIGNING ON」
と入力して、エンターキーを押します。
上記の通り、「この操作を正しく終了しました。」
と表示されればOKです。もし、エラーが出た場合は、
管理者モードになっていないと思いますので
もう一度(5)から実行してください。
7.「スタート」→「設定」をクリックします。
8.「更新とセキュリティ」を開きます。
9.「回復」→「今すぐ再起動する」をクリックし、再起動します。
10.再起動後、下記のメニューが表示されるので、「トラブルシューティング」を選択します。
11.「詳細オプション」を選択します。
12.「スタートアップ設定」を選択します。
13.「再起動」をクリックします。
14.「7」番の「ドライバー署名の強制を無効にする」を選択します。
15.再起動したら、デスクトップにコピーしたファイル「C:\Users\xxx\Desktop\SoundLink(US.UK.Japan.etc.)\SoundLink for 64bits\usbdrive\usbasp.inf」
を右クリックして「インストール」をクリックします。
16.下記のメッセージが表示されたら「このドライバー ソフトウェアをインストールします」を選択します。
17.下記のメッセージが表示されたらインストール完了です。
18.試しに「デバイスマネージャー」を開き、「libusb-win32 devices」の「USBasp」に「?」や「!」などが付いていないことを確認します。
以上でインストールが完了です。
続いてテストモードから通常のモードに戻します。
19.「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」を右クリックし、「その他」→「管理者として実行」をクリックします。
20.「管理者:コマンドプロンプト」が起動したら、
「bcdedit /set TESTSIGNING OFF」
と入力して、エンターキーを押します。
上記の通り、「この操作を正しく終了しました。」
再起動すると、ドライバー署名が無効の
インストールが出来なくなります。
これで測定の準備ができました。
WS-1361で騒音を測定してみる
PCと騒音計本体をUSBケーブルで繋いで、
デスクトップにコピーした
「C:\SoundLink(US.UK.Japan.etc.)\SoundLink for 64bits\SoundLink.exe」
を実行します。
計測の画面が表示されるので、左から3番目のアイコン「online records」をクリックすれば記録されます。
「SoundLink.exe」を起動する必要がありますので、「デスクトップ」からCドライブ等に移動して、デスクトップに「SoundLink.exe」のショートカットを作ると良いですね。
計測されたデータは、左から2番目の「save files」でws-1361専用の「wsn」形式、txt形式、EXCEL形式の3種類で保存ができます。
計測データはこんな感じでPCにexcelファイルで保存できます。
※SDカードは使えませんのでくれぐれも注意してください。
※SDカードを入れると取れなくなります。
録音機能はありません。
ドライバのインストールが面倒でしたが、
測定自体は手軽にできました。
これでしばらく計測して
どのくらいの騒音が出ているのか
調査してみたいと思います。